HOME >> テクノロジー >> Nyx疑似乱数


 擬似乱数は現代のコンピュータネットワークや通信、計算機実験の分野で重要な要素技術となっています。例えば、コンピュータで使用する擬似乱数は0と1をランダムに並べた数列を用いてコンピュータネットワークの安全や信頼性を確保するために、暗号や暗号鍵、ID番号として利用します。また、最近では携帯電話のように限られた資源である周波数帯を効率よく多数の人間が通信に利用すると言う場合に非常に重要な役割を果たします。

 ここで0と1をランダムに並べると言うことが非常に難しい技術なのです。自然の中では真にランダムに振る舞うという現象(物理乱数)を見出すことができます。これをコンピュータの中では計算によりランダムな数列を作り出すわけですが、どうしても周期であるとか、0と1の数が均等にならない、分布に片寄りがでるということが起きてしまいます。これでは擬似乱数ということはできません。こうした悪い擬似乱数を利用すると暗号の場合、簡単に解読されてしまうとか同じID番号が知らぬ間に付けられているということが起きてしまいます。計算機実験の場合ですと、悪い擬似乱数を使用すると実験結果が理論的に予想する結果と明らかに違ったものとなり実験になりません。しかも現代のコンピュータの計算能力は日々進歩する結果、高速で大量に生成される良質な擬似乱数を必要としています。


 バイテックは、真に良質な擬似乱数を生成する技術の開発を行ってきました。上智大学名誉教授 庄野克房先生の長年の研究によりロジスティック写像を独自の観測方法と計算方法を施すことにより、長周期で良質な擬似乱数を高速に生成するという技術が確立しました。バイテックの擬似乱数生成技術の特徴は、計算精度を上げることでより周期の長い、一様分布の擬似乱数を生成することができると同時にソフトウエアでも集積回路にしても最適な擬似乱数の生成が可能であることです。ハードウエア化が可能な擬似乱数生成技術としては世界最高水準の品質の擬似乱数を提供することが可能です。

 今後も生成される擬似乱数の品質を高め、統計的評価、理論的評価においても十分に信頼される品質の擬似乱数生成技術の研究を継続致します。

 バイテックでは、独自の擬似乱数生成技術を応用して現代のコンピュータ社会の健全な発展に貢献する技術を提供し、各適合分野における最適なご提案をいたします。


<参考資料>
非線形議事乱数とその応用(情報セキュリティ編)










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